鳥屋野体育館、ジャイロキネシスクラスより
全てはこの「ジャイロキネシス」から始まりました。
前述の「ジャイロトニック」は、
ジュリオ・ホバス氏が先に作り上げたこの「ジャイロキネシス」の効果を
より高める為に発展させたプログラムでした。
すでにこれらのプログラムの浸透すさまじいアメリカでは、
「ジャイロ“トニック”はスタジオで」、
「ジャイロ“キネシス”は自宅で」と使い分けている強者もいるほど。
ジャイロキネシスは、イスに座り、マッサージすることから始まります。
そして私たちはイスに座ったまま動き、徐々に身体を目覚めさせていきます。
背骨を反る、丸める、捻る、横に曲げる、ウェーブと、
様々な方向に円やらせんを描くような動き。
それらをたくみにミックスさせ、身体の外側はもちろん、
内側にまでアプローチします。
身体をコネコネ、伸びのびー・・・と丹念に動かしていくので、
少しずつ身体がほぐれて、あなたは今までにない
“芯からの心地よさ”を得られることでしょう。
「動いている途中で眠くなってしまう」という話もよく聞きます。
そして、キネシスにはイスだけではなく、床のエクササイズも。
イスでの動きと同様に、背骨を中心に身体全体を意識し動いていきます。
たとえば・・ネコがグーーっと伸びをしているように。
立位では、鞭のように動いたり、片足でリズミカルにバランスをとったり。
足から根が生えてくるくらいのイメージでしっかり地に足をつけて行うことで、
まさにあなたの中にピンと伸びる「自分軸」を作り上げて行くのです。
美しい本来のあなたの身体に戻す。
そのための珠玉のプログラムが、この「ジャイロキネシス」なのです。